伝わる嬉しさ

月曜日に渋谷の畑へ来てくださった方から、こんな嬉しいお便りが届きました。これを読んで、僕たちの活動は、単に野菜を売るのではなく、価値や体験を共有してもらうことからつながるコミュニティ作りなのだなと改めて実感しました。 これからも、都会で暮らす僕たちと、美味しい野菜を育ててくれる農家さんを繋げるだけでなく、都会だからこそ出来る農的な暮らしをみなさんと一緒に作っていきたいと思います。 オフィスやご自宅などなど、ビルやマンションの屋上で野菜やお米を育ててみたい方がいらっしゃいましたら、ぜひ、気軽にお問い合わせ下さい。 屋上で空を眺め、風に吹かれながら、汗をかいて土をいじって、自分で育てた野菜の味は格別ですよ!


私は普段仕事ばかりにとらわれ、昼は10分でかっ込み、夕食は深夜。手間をかけずにそこそこ栄養のバランスをとるため、生野菜と豆腐と納豆で済ませるような人間です。  料理に手をかけて楽しんだこともないため、大事なお野菜をダメにしないか不安でしたが、念願だった屋上の畑の野菜を手にしたことで勢いにのり、2日間で余すところなく、お料理することができました。

・ニンジンの葉の天ぷら(天ぷらを揚げたのは人生初です。)
・ニンジンの葉とソーセージの塩レモン炒め
・ビーツの茎の佃煮
・真っ赤なボルシチ
小倉さんがすすめてくださったボルシチは、ビーツが甘くて最高においしかったです。 ビーツの葉はボルシチの中ではつるむらさきのようなぬめりのある食感で、アクセントになっていました。ビーツの茎の佃煮は少しえごみがありましたが、赤ワインのつまみにぴったりでした。ニンジンの葉はへたくそ天ぷらでも、きりっとした葉の香りを楽しめました。これまで料理は苦痛でしたが、今回はワクワクして、”ニンジンの葉っぱが待ってる”っと 仕事を早く切り上げて帰ることができました。  屋上で小倉さんに伺ったいろんなアイディアを少しですが体感することができ、屋上の畑は私のような都会の仕事人間に、新しい価値の基準を教えてくれるなぁと感じました。

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