渋谷の農家の日記 2017/12.15(曇り)

先月記事を書いた、N.Y.で畑付きのレジデンツをオーガナイズしているZaro Batesさんが東京にやって来た。当初はランチだけの予定だったのだが、「まるまる1日空いた」というので、藤野エリアへのショート・トリップに出ることにした。

あらかじめ断っておくが、僕の英語力は凄まじくひどい。もちろん、Zaroさんが日本語が話せるわけもない。だから、二人っきりの車中では、当初は、何かをお互い伝えあおうとするのだが、結果、うまく言えず、ただじっと見つめ合ってにっこり微笑み合うという、新婚カップルみたいな空気になりがちだったのだが、それでも、お互いに都市生活者だからこそ出来る農的な暮らしを拡げたいという思いは同じだ。お互いにどんな作物を育ててるかなんて話から、徐々に打ち解けた。

驚いたのは、これまでやって来たことや、これからやろうとしていることが、アイデアの前後は合ってもほとんど同じだったこと。お互いのこれまでや、これからのプロジェクトについて話し合っているとシンクロしまくりなのだ。「同じこと考えてるね〜」とゲラゲラ笑った。

Japan Harb Scienceの石井さんの畑では、生粋のニューヨーカーのZaroでも目にしたことがないハーブばかりだったようで、石井さんの跡を追いかけながら即席のハーブ講座に聞き入っていた。

油井くんの畑ではカブを一口齧った瞬間、「すんごく美味しい!」を連発。「春菊とミョウガを育てたい!」と言うので、種を買いに行ったり、自生したミョウガの根っこを掘りに行った。「アメリカで初めてのミョウガ栽培家になるわ!」と嬉々として、ミョウガの根っこをほじくる姿が可愛かった。

たまたま友人が教えてくれたZaroの記事がきっかけとなって、あっという間に友達になってしまった。いや、友達というよりは、仲間だ。

渋谷とニューヨークから始める革命の仲間なのだ。革命なんて言葉はひどく大袈裟で、言葉に酔っているようにも思われるかもしれない。それでも構わない。鍬一本、種一粒から始める革命。始まります。

 

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